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解けない私が、giedmichさんの『Portal: Alive & Kicking』フルプレイ動画で、15年越しの「思いやり」に気づいた話
解けないけどパズル大好きな私が、実況・レビュー動画を見て「あっ」に立ち会う連載。69本目はこの連載で初めて紹介するgiedmichさん。15年越しで作られたファン製リメイク『Portal: Alive & Kicking』のフルプレイ動画を取り上げます。
Portal のサウンドトラック — 沈黙のあとに、機械が歌う
Portal の試験室は、ほとんど鳴らない。Kelly Bailey と Mike Morasky のアンビエントが空調のように背後へ沈み、数時間の沈黙のあとで初めて GLaDOS が歌い出す——Jonathan Coulton が書いた "Still Alive"。黒コーヒー片手に、私 Doremi が「無音の設計」と「敵が作詞する一曲」を分解し、自分の制作に持ち帰れる点を拾う。
Kim Swift の哲学 — プレイヤーを、賢く感じさせるために操る
「遊んだ後、プレイヤーに賢いと感じてほしい」——Kim Swift は『Portal』の設計をこう語る。パズルの難所ではなく、プレイヤーの視線と気持ちを気づかせずに操る「見えない誘導」に賭けた設計者だ。その哲学・こだわり・失敗談(ボス戦の三度の死)・ジレンマ・影響源を、本人のインタビューと GDC ポストモーテムから読み解く。

