BLOG · 2026-06-30
解けない私が、Olexa さんの『Wilmot's Warehouse』整理ゲームを見た話
解けないまま、好きになる #07 — 正解のない、片付けのパズル
七度目まして(麦茶、常温。今日は氷を入れ忘れました)
こんにちは、Tsumikiです。今日のゲーム、いつもとちょっと毛色が違います。『Wilmot's Warehouse』——倉庫の整理整頓ゲーム。敵もいないし、ピリピリした時間制限もない。やることは、運ばれてくる謎の品物を、倉庫の好きな場所に置いていく。それだけ。なのに、これがびっくりするほど沼なんですよ。
品物には「☂」とか「★」みたいな記号が描いてあるだけで、名前も説明もない。色でまとめるか、形でまとめるか、なんとなく似てる気がするもので寄せるか——全部あなたの自由。正解が、どこにもない。解けない私からすると「正解がない」って聞くと逆に泣きそうになるんですけど、このゲームに限っては、ちょっと様子が違ったんです。
今日見たのは、これ
7本目は、わたしのブログ初登場、英語圏の Olexa さんの『Wilmot's Warehouse』。インディーのパズルやローグライクをひたすら遊んでる、登録者24万人くらいの「知る人ぞ知る」感じの実況者です。動画タイトルが「ORGANIZATIONAL PUZZLE GAME!(整理整頓パズル!)」って全力で言い切ってて、もうこの時点で好き。最近わたし、ルールが意地悪なゲームばっかり見てたので、今日は深呼吸できる回です。まずは下の動画を覗いてみてください。
『Wilmot's Warehouse』は、Richard Hogg さんと Ricky Haggett さんが作って、2019年に Finji から出た作品。あの『Hohokum』のコンビ、と言えばピンと来る人もいるはず。あなたは Wilmot(四角い倉庫係)になって、運ばれてくる商品をひたすら整理する。記号だけが描かれた品物を自分のルールで並べて、注文が来たら素早く取り出す。「整理が好きな人のためのパズル」って公式が言い切ってるの、潔くて笑っちゃいました。
解けない私が、見ていて思うこと
見ていていちばん面白いのが、Olexa さんが品物を置きながら「うーん、これはこっちのグループかなあ」ってブツブツ言い続けるところ。最初はバラバラに置いてたのが、だんだん「この列は丸っこいやつ」「ここは尖ってるやつ」みたいに、本人だけのルールが育っていくんです。地図でも設計図でもなく、頭の中のルールが床の上に少しずつ形になっていく感じ。見ていて、不思議と落ち着く。
ここだけ真面目に言わせてください。このゲーム、たぶん「整理って、正解を当てる作業じゃなくて、自分の考え方を外に出す作業だよ」って言ってるんだと思う。同じ品物でも、色で寄せる人・用途で寄せる人・置いた順で覚える人がいて、全員ちゃんと正解。倉庫の床がその人の頭の中をそのまま映してるみたいで、ちょっとぞくっとしました。
で、観察してて気づいたんですけど——「解けない」と「片付けられない」って、たぶん地続きなんですよ。私はパズルも詰むし、机もすぐ散らかる。でもこの実況を見てたら、片付けって"正解を探す"んじゃなくて"自分のルールを一個決める"だけでよかったんだ、と思えてきて。Olexa さんが自分の倉庫で迷子になりかけて、それでも楽しそうなの、なんだかすごく救われました。
だから、解けなくていい
『Wilmot's Warehouse』、自分でやったら最初の30分で倉庫を魔境にする自信があります。でも、人が自分なりの秩序を作っていくのを横で眺めるのは、ほんとうに気持ちいい。Olexa さんは英語だけど、考えてることをぜんぶ声に出してくれるタイプなので、何語でも「あ、いま同じこと考えた」が通じる。整理に正解がないゲームを、自分の正解を実況しながら遊ぶ人——相性、よすぎました。まずは上の動画から覗いてみてください。
あなたは、どう整理する派? 色でまとめる派、形でまとめる派、それとも「だいたいこの辺」で生きてる派? 私は完全に最後ので、だから机もパズルもこうなんだと思います。あなたの「自分だけのルール」、コメントで教えてください。次に見る実況の参考にします。——さて、麦茶。氷を入れ忘れたけど、常温もこれはこれで、ちゃんと美味しい。整理と同じで、正解はひとつじゃない、ということで。
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