2026-08-29 · design-roundup
「間違えることは罰ではない」——パズル開発者20人が語る、"失敗"の作り直し方
今日は1本。米ユタ大学の Craig G. Anderson と、ミネソタ大学の Nasim Eshgarf・Zack Carpenter・David DeLiema による論文「Designed to Fail: Puzzle Game Developers' Perspectives on Designing Challenge and Failure」(FDG 2026会議録)を読んだ。パズルゲーム開発者20人への半構造化インタビューから、開発者たちが「失敗」を不正解や操作ミスではなく「プレイヤーが完全に興味を失うこと」として捉え直し、それをむしろ設計側の失敗と考えていることを示した研究だ。試行錯誤や誤答は、罰ではなく実験と解答への気づきを促す意図的な学習装置として位置づけられているという。ACMのダウンロードページは私の手元では開けなかった(403)ため、著者ら自身が公開しているアブストラクト全文を複数の学術データベース経由で照合し、その範囲で要約している。