2026-08-28 · blog
グラディウス外伝(1997) — 静止画では伝わらず、34,383本で終わった名作
連載「今日は発売日」第41回は『グラディウス外伝』。1997年8月28日にコナミからプレイステーション用として発売されました。価格は5,800円。シリーズで初めて家庭用のために設計された完全新作で、開発期間は1年足らずと伝えられています。自機はビックバイパー、ロードブリティッシュ、ジェイドナイト、ファルシオンβの4機。パワーアップの並び順を自分で組み替えられ、地形に強い「ガード」と3秒無敵の「リミット」というバリアが加わり、シリーズ初の2人同時プレイも入りました。ステージは雪原、ボスの残骸、レーザーを反射する結晶、回転するモアイと変化に富んでいます。ところが当時の受け止め方はねじれていました。ファミ通のレビュアー4人はプレイステーションで最も見た目の良いシューティングのひとつだと書いた一方、世の中では「ちょっと解像度が上がっただけのグラディウスIII」「今更2Dシューティング」と流され、3Dの陰に隠れます。生涯の売上は34,383本。1997年12月に発表された北米版の計画も中止になりました。評価が追いついたのは後年で、2018年12月3日のプレイステーション クラシックでは、内蔵20本の一角に選ばれています。