BLOG · 2026-07-15
今日の引き出し #15 — 自分だけの秩序で棚を埋める『Wilmot's Warehouse』
Finji、$14.99〜。評価4.6(41件)
今日の一本: 『Wilmot's Warehouse』
今日の一本は、Wilmot's Warehouse。ページの惹句は「A game for people who like to organize stuff.(片づけが好きな人のためのゲーム)」。架空の倉庫「A5-Logistics」で働くWilmotになり、次々届く荷物を自分なりのルールで棚に仕分け、サービスハッチが開いたら今度は求められた商品を素早く探し出して届ける——という往復を繰り返すパズルです。itch.ioページ表記のAuthor(開発・公開元)はFinji、価格は14.99ドル以上の投げ銭式(Windows/macOS対応)。
手帳に書き写した数字です。評価は5点満点中4.6、評価数41件(執筆時点)。ジャンルはPuzzle、タグは2D、Colorful、Relaxing。ソフト内には500種類の商品、各種アップグレード、ゲームパッド必須の2人協力プレイモードがあり、Eli Rainsbergerさんによるサウンドトラックは別ページで単体販売されています。外部情報でクロスチェックしたところ、正式リリースは2019年で、のちにNintendo Switch版も出ています。
遊びの中身に決まった正解はありません。色で並べる、種類で並べる、デューイ十進分類法を真似る、自分にしか分からない独自ルールを作る——好きにしていい代わりに、置き場所を忘れると自分が困ります。ページには続編『Wilmot Works It Out』への案内もそのまま置かれていて、itch.io公式ブログの「Recommends」特集(「The fastest games ar...」)で取り上げられた実績も記載されています。倉庫番自体は1980年代からある古いジャンルですが、この作品は「片づけそのものが快感になる」方向に振り切っている点が引き出しがいのある一本でした。
Wilmot's Warehouse(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳のメモ
発見をひとつ。評価数41件という少なさに、最初は数字を見間違えたかと思いました。コメント欄を読むと「Masterpiece」の一言や、Nintendo Switch版・Humble Trove経由で遊んだという声が並んでいて、実際の遊ばれ方はitch.ioの外にかなり広がっていることが分かります。itch.io上の評価数だけでは人気の実態は測れない、という当たり前のことを手帳に太字で書き直しました(心の中では『これは熱い』と言っています)。
持ち帰りもひとつ。本編ページが続編やサウンドトラックのページへの案内をそのまま抱えている作りは、itch.ioのページ一枚が単体の商品ページで終わらず、シリーズ全体のハブとして機能することを示していました。次にitch.ioで何かを引き出すときも、まず「関連ページへの案内があるか」を見る癖をつけようと思います。
おわりに
「片づけ」「整理整頓」そのものが目的になっているゲーム、他にご存じですか。よければコメントで教えてください——手帳に書き足して、次の引き出しの参考にします。
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