2026-09-14 · history
マスターマインド(1970) — 電話技師が考えた四色の推理、半世紀後にFalloutのハッキングになる
1970年、イスラエルの通信技師モルデカイ・メイロウィッツが考案した「マスターマインド」は、四本の色ピンと赤白の採点ピンだけで、見えない答えを絞り込ませる遊びだった。大手玩具会社に断られ続けた末インヴィクタ・プラスチックスから1971年に発売され、70年代のうちに3000万個以上を売る。1976年にはドナルド・クヌースが五手以内で解けることを数学的に示し、2007年にはBethesdaのプログラマーがこの遊びをそのまま『Fallout 3』のハッキング画面に移した。本稿は、色しか教えないという半世紀前の制約が、Wordleの時代にも生き延びていることを辿る。