2026-08-02 · history
ソマキューブ(1933) — 量子力学の講義中に生まれた、27個の断片
1933年、コペンハーゲンで量子力学の講義を聞いていたピエト・ハインは、四個以下の立方体を面で結合してできる非凸な断片を数え上げ、七片・27個からなる「ソマキューブ」を生み出した。1958年のマーティン・ガードナーのコラムで世界に知られ、1969年にパーカー・ブラザーズ社が商品化。240通りの解を手作業で解き明かしたコンウェイとガイの逸話、そしてルービックキューブの発明者エルノー・ルービック自身が語る「ソマキューブへの負債」まで、90年に及ぶ立体分割パズルの系譜を辿る。