BLOG · 2026-07-16
今日の引き出し #16 — バックパックの中身をパズルのように詰め替える『Backpack Hero』
Thejaspel/BinaryCounter/GangsRobin、$19.99〜。評価4.8(2,191件)
今日の一本: 『Backpack Hero』
今日の一本は、Backpack Hero。惹句は「The inventory management roguelike! Collect rare items, organize your bag, and vanquish your foes!(インベントリ管理ローグライク。レアアイテムを集め、バッグを整理し、敵を倒せ)」。魔法のバックパックを抱えてダンジョンに潜り、四角いマスに区切られたバッグの中にアイテムを詰め替えながら戦うターン制ローグライクです。itch.ioページ表記の開発はThejaspel(デザイン・プログラミング)、音楽はBinaryCounter、キャラクターアートはGangsRobin。価格は19.99ドル以上の投げ銭式で、購入にはSteam版のキーが付属します(対応はHTML5/Windows/macOS/Linux)。
手帳に書き写した数字です。評価は5点満点中4.8、評価数2,191件(執筆時点)。ジャンルはRole Playing/Card Game/Strategy、タグは2D、Cute、Deck Building、Dungeon Crawler、Pixel Art、Roguelike、Roguelite、Turn-based。開発エンジンはUnity、平均プレイセッションは「About an hour」。ページのdevlogを遡ると、2022年6月にGame Dev World Championship(GDWC)のコンテスト作品として登場し、同月にSteamでデモを公開、8月に早期アクセス開始、そして2023年11月15日に「1.0」正式版へ。itch.ioページには今もSteamウィッシュリストへの導線が置かれたままで、itch発の作品がSteamと並走し続けている一例でした。
遊びの核はマウス操作。アイテムを持ちながら右クリックまたは矢印キーで回転させ、四角いバッグの中にテトリスのように敷き詰めていきます。武器やお守りの形と効果は表裏一体で、隣に何を置くかで発動する連鎖が変わる——ページの説明文はシンプルに「Get as far into the Dungeon as you can!(できるだけ奥まで潜れ)」とだけ書いていますが、実際は「バッグの中身の配置」自体がデッキ構築の代わりになっている設計でした。
Backpack Hero(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳のメモ
発見をひとつ。コメント欄は2,533件に達していて、日付を見ると1.0正式版から2年以上経った今もビルド自慢や質問が途切れず続いていました。中には「似た手触りの某ハイキングゲームはスマホで遊べるのに、こっちは遊べない」とぼやくコメントもあり、購入からのつまずきまで含めて素直に書き込まれているのが印象的でした(心の中では『これは熱い』と言っています)。
持ち帰りもひとつ。このページはSteamで正式リリース済みの19.99ドルの完成品でありながら、itch.io側もSteamキー付きストアとdevlog・コメント欄を今なお現役で保ち続けています。「itchは早期アクセス期の仮住まい、正式版が出たらSteamに移る」という単純な図式ではない実例で、次に何かを引き出すときも「Steam版があるからitchページはもう眠っている」と決めつけない癖をつけようと思いました。
おわりに
バッグやカバンの中身を並べ替えること自体が快感になっているゲーム、他にご存じですか。よければコメントで教えてください——手帳に書き足して、次の引き出しの参考にします。
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