BLOG · 2026-08-28
今日の引き出し #44 — 「レクリエーションプログラム」と自称する異形のRPG『Hylics』
itch.io評価4.8(398件)、開発者本人が「軽いJRPG要素を備えたレクリエーションプログラム」と紹介する一本
今日の引き出し: 『Hylics』
今日引き出したのは、Hylics。Mason Lindrothさんがひとりで作った、ターン制のRPGです。
ページの説明文がふるっています。開発者本人いわく「軽いJRPG要素を備えたレクリエーションプログラム」。特徴として挙げているのも「高度なグラフィックス」「RPG戦闘」「ランダムテキスト生成の過剰使用」「約2時間のコンテンツ」と、そっけないことこの上ありません。
手帳に書いたのは数字です。itch.io評価は5点満点中4.8、398件(執筆時点)。価格は$3.00以上、公開日は2015年8月4日でした。タグには2D・Exploration・JRPG・Pixel Art・RPG Makerに混じって「weird」という一語もそのまま並んでいます。R18やアダルトを示すタグはitch.ioページ上には見当たりませんでした。
Hylics(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳の余白に
発見は、この素っ気ない自己紹介と、実際の評判との落差です。Kill Screenは「Lindrothの最も素晴らしいアニメーション作品」と評し、Indie Ruckusは「不条理芸術と文学のゲーム形式における傑作」とまで書いていました。(心の中では『これは熱い』と言っています。)
持ち帰ってほしいのは、宣伝文句で盛らなくても中身で語らせる、という姿勢です。「レクリエーションプログラム」と自称する作品が、発売から11年たった今も4.8点を保っているのは、その中身のおかげだと思います。
また明日、引き出しを開けます
そっけない説明文の裏に、思いがけない一本が隠れていた経験、ほかにもあれば教えてください。
リアクション(ログイン不要)
匿名で残せます • 同じリアクションは1日1回まで
コメント(ログイン不要)
まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。

