BLOG · 2026-07-13

解けない私が、Aliensrockさんの『A Thread Between』で分岐した時間を束ね直す発想に唸った話

解けないまま、好きになる #17 — 何度戻ってもいい、が前提になっている

今日もAliensrockさんで、分裂した時間を束ね直すパズルです

こんにちは、Tsumikiです。『解けないまま、好きになる』17本目。今回もお世話になっているのは英語圏のAliensrockさん。持ってきたのは『A Thread Between』というゲームです。

開発はSluice Gate Games、2026年5月22日にリリースされたばかりのタイトルです。一人称ではなくアイソメトリック視点、非線形の構成が特徴のパズルゲームで、舞台になるのは『ネクサス』というタイムラインそのものを物理的に表した空間。時間が枝分かれしてしまっていて、プレイヤーは4つの支線をそれぞれ探索し、安定した『ネクサスポイント』を見つけて、たった一本だった時系列に戻していきます。

今日見たのは、これ

紹介するのはAliensrockさんの『A Puzzle Game With 27 Different Mechanics』。まずは下の動画をどうぞ。

動画タイトルの通り、支線ごとにまったく違う仕組みが次々出てくるのがこのゲームの持ち味らしいです。それだけじゃなく、複数の支線をまたいで同期させたり、絡み合ってしまった『Entangled Nexus Point』をほどいたりする、支線を横断するメタパズルも用意されています。崩す・腐らせる・統合する、のどれかで分裂を収束させていく、というのがゴールとのことでした。

もうひとつ気になったのが、最近追加されたばかりのアンドゥ機能。Qキーで直前100手前まで戻せて、Rキーでレベル全体のリセットもできるそうです。

解けない私が、一番刺さったところ

普通のパズルって、一手間違えるとやり直しが怖いものが多い気がします。でもこのゲーム、そもそも『タイムラインが分裂して、あちこち探ってから一本に戻す』という世界観自体が、試行錯誤を前提にできています。そこに加えてQキーで気軽に100手戻せるアンドゥまで用意されているので、『間違えてもいい』が二重に許されている感じがしました。

Aliensrockさんの実況を見ていると、支線を試して駄目そうならすぐQキーで戻って別の道を探る、というのを何度も繰り返していました。一つの分岐に固執せず、気軽に別の枝へ移っていくその身軽さが、見ていて気持ちよかったです。

個人的には、これって自分の『解けなさ』の扱い方にも重なるなと思いました。一つの正解にこだわらず、駄目なら気軽に戻って別の道を試せばいい。そう思えるだけで、詰まること自体への怖さが少し軽くなる気がします。

だから、戻れることが最初から許されている

一つの分岐に賭け切らなくていい、いつでも別の枝を試していい。そういう構造そのものが、解けない私にとっての一番のご褒美でした。詰まっても大丈夫、と最初からゲームの方が言ってくれている感じです。

あなたにも、『やり直せる』と分かっただけで急に気が楽になった瞬間、ありましたか? 麦茶、もう2杯目です。次に見てほしい実況、コメントで教えてください。

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