2026-06-28 · retro-review
echochrome/無限回廊(2008) — 視点が世界の物理になる、不可能図形のパズル
2008年3月19日、PSPで発売された『echochrome/無限回廊』は、九州大学の藤木淳が研究した「OLE座標系」という錯視の理屈を、そのまま遊びに翻訳した作品だ。木製の人形が歩く世界の物理は、プレイヤーがどの角度から眺めるかで書き換わる。エッシャーとロイテルスバルトの不可能図形を、回転するパズルへと仕立てた本作を、視点系パズルの系譜の中で読み直す。