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Dorfromantik のサウンドトラック — 勝ち負けを鳴らさない音の呼吸
六角形のタイルを置くだけの Dorfromantik に、Laryssa Okada と Pygoscelis(+ Only Sound)は勝敗を鳴らさない音の絨毯を敷いた。得点のたびのファンファーレも、詰みの瞬間の緊張も、この曲には出てこない。だいたいの BPM を数えながら、黒コーヒー片手に私 Doremi が、その『鳴らないこと』の設計をレーベルのクレジットと開発資料から裏取りして分解する。
Machinarium のサウンドトラック — 錆びた世界で、ループを飽きさせない算術
Amanita Design の台詞ゼロの手描きアドベンチャー Machinarium に、Tomáš Dvořák (Floex) が書いた音楽は、ピアノとクラリネットの体温に、汚れたアナログシンセと廃材の金属音が混ざった不思議な合金だ。同じ画面を何分も睨むゲームで、なぜこのループは耳に残り続けるのか。黒コーヒー片手に、『抽象とメロディの配合比』という観点で私 Doremi が分解する。
Baba Is You のサウンドトラック — 何度間違えても叱らない、小さなループ
Baba Is You の音楽は、ゲームを丸ごと一人で作った Arvi 'Hempuli' Teikari がトラッカー(OpenMPT)で書いたチップチューンだ。何百回とリトライするゲームなのに、音楽は勝ちも負けも告げず、ただ明るいループを回し続ける。黒コーヒー片手に、なぜこの『叱らない音』が試行錯誤を軽く保つのか、曲作りに持ち帰れる視点で私 Doremi が分解する。


