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モータルコンバットII(1994) — 任天堂が血を許した金曜日。売れたのはメガドライブ版だった
連載「今日は発売日」第52回は『モータルコンバットII』。北米での家庭用版の発売は1994年9月9日、金曜日で、今日でちょうど32年です。前作でSNES版から血を抜いた任天堂は、この続編で血とフェイタリティを認めました。それでも北米で多く売れたのはジェネシス(メガドライブ)版でした。そして日本版だけ、血が緑に変えられています。
トルネコの大冒険 不思議のダンジョン(1993) — ドラクエの武器屋が着た、ローグの意地悪さ
1993年9月19日、チュンソフトがスーパーファミコンで発売した『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』。1980年生まれの海外産ローグライク『ローグ』の厳しい設計を、ドラゴンクエストの武器屋トルネコの姿で日本の茶の間に持ち込んだ。この一本が始めた「不思議のダンジョン」の系譜は、2024年12月、Steamでも遊べる最新作まで続いている。
ザ・ロストバイキング(1993) — 一人ずつ動かす、三つの身体で解く協働パズルの古典
1993年、Silicon & Synapse(後のBlizzard Entertainment)がInterplayから世に出したThe Lost Vikingsは、能力の異なる三人のバイキングを一人ずつ切り替えて操作し、全員を出口へ導く協働パズルであった。日本ではT&E Softが『バイキングの大迷惑』として配給した。本稿はその時代背景、三者協働が生んだ思考の質、そしてレミングスやGobliiinsから現代の三者協働パズルへと至る系譜を、年代を追って読み直す。


