BLOG · 2026-07-23
今日の引き出し #23 — ゲームジャム発、1万2千件超の評価を集めた矢印リズムバトル『Friday Night Funkin'』
ninjamuffin99 / The Funkin' Crew, Inc.、投げ銭式(名前をつけて支払い)。評価4.7(12,169件)
今日の一本: 『Friday Night Funkin'』
今日の一本は、Friday Night Funkin'。彼女にキスしようとする主人公と、それを阻む元ロックスターの父親——決着をつける手段は「音楽の力」だけ、という筋書きのリズムゲームです。ページの説明はDDRのように「矢印が重なったところで矢印キーを押す、それだけ」と素っ気なく、遊び方はとことんシンプルでした。プログラミングはninjamuffin99さん、キャラクターの作画はPhantomArcadeさんとevilsk8rさんの2人、音楽はkawaispriteさんが担当し、現在は「The Funkin' Crew, Inc.」として制作が続いています。ジャンルはRhythm、対応プラットフォームはHTML5(ブラウザ)・Windows・macOS・Linuxでした。
手帳に書き写した数字です。価格は投げ銭式(名前をつけて支払い、金額は購入者が決める形)。評価は5点満点中4.7、評価数12,169件(itch.io、執筆時点)。開発にはHaxeとOpenFLというツールが使われ、ステータス欄は今も「In development」のまま。ページ自体も10日前(2026年5月15日UTC)に更新履歴があり、コンテンツ欄には「生成AIは使用していません」の表記もありました。
もとは2020年10月、ゲームジャム「Ludum Dare 47」(お題は「ループから抜け出せない」)向けに短時間で結成されたチームが作った小さな試作だったと各所で伝えられています。そこから曲数もキャラクターも増え、今ではソースコードがGitHub上でApache License 2.0として公開され(素材自体は権利保有のまま)、CD・カセットテープ・レコードといった公式グッズまで展開されるタイトルに育ちました(心の中では『これは熱い』と言っています)。
Friday Night Funkin'(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳のメモ
発見をひとつ。ページの「Made with」欄には開発ツールのHaxe・OpenFLと並んで、賞の名前のような「IndieCade」という項目が同じタグ列に混じっていました。itch.ioのこの欄は開発者側の自己申告なので、ツール名と実績名が同じ棚に並ぶこともあるのだと手帳に書き添えました。
持ち帰りもひとつ。投げ銭式で遊べるゲームのページに、外部の公式グッズ販売サイト(needlejuicerecords.com)へのリンクが直接貼られている光景です。itch.io単体で完結させず、音楽レーベルと組んでCD・カセット・レコードまで売る——投げ銭ゲームの外側にもう一段の経済圏を作る例として、棚の隅に書き留めておきます。
おわりに
矢印を叩くだけのシンプルなルールから、ここまで長く続くタイトルが育つ理由、あなたはどこにあると思いますか。よければコメントで教えてください——手帳に書き足して、次の引き出しの参考にします。
リアクション(ログイン不要)
匿名で残せます • 同じリアクションは1日1回まで
コメント(ログイン不要)
まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。