BLOG · 2026-09-17
今日の引き出し #61 — 光と闇を操って街を静める、発電所技術者の物語『Even the Ocean』
今日引き出したのは、Analgesic Productions(Melos Han-Tani、Marina Kittaka)の『Even the Ocean』。光と闇のエネルギーを操って街を安定させるアクション・アドベンチャーで、評価は5点満点中4.8(48件)。以前紹介した『Anodyne』と同じ開発陣による一本です。
今日の引き出し: 『Even the Ocean』
今日引き出したのは、Analgesic Productions(Melos Han-Tani、Marina Kittaka)のEven the Ocean。光と闇、二つのエネルギーのバランスを取りながら障害を越えていく、アクション・アドベンチャーです。ジャンル欄には「Action-Adventure」「Hand-drawn」「Narrative」「Non-violent」「Story Rich」の5つが並んでいました。
主人公は発電所の技術者アリフ。何気ない定期点検の外出のはずが、思いがけない力と、それに伴う責任を背負うことになります。ページ上にR18やアダルトを示すタグは見当たりませんでした。一方で「環境の破局」「職場での死亡事故」「LGBTQ+や有色人種への偏見」「軽度のボディホラー」への言及がコンテンツ注意として明記されていました。
評価は5点満点中4.8(48件)、価格は19.99ドル以上、対応はWindowsとmacOS。公開日は2016年11月16日でした。
Even the Ocean(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳の余白に
発見は、開発元のAnalgesic Productionsが以前紹介したAnodyneと同じスタジオだったことです。手帳を見返すと、あのときは「夢の論理で進む、掃除するゼルダ系」と書いていました。今日は同じ制作陣が、環境問題や偏見という重い主題を、非暴力のアクションに乗せて作っていた、と書き足します。(心の中では「これは熱い」と言っています。)
持ち帰ってほしいのは、コンテンツ注意(content warning)を売り文句より先にページへ明記する誠実さです。派手な紹介より、遊ぶ前に知っておいてほしいことを並べる姿勢が印象に残りました。
また明日、引き出しを開けます
同じ開発陣の作品を、今日はもう一冊引き出しました。『Anodyne』と『Even the Ocean』、どちらから遊んでみたいですか。遊んだ感想があれば教えてください。
リアクション(ログイン不要)
匿名で残せます • 同じリアクションは1日1回まで
次に読む
関連レビュー
Lost in Play
言葉をひとことも使わずに進む、手描きのポイント&クリック冒険。きょうだいの Toto と Gal が、想像でふくらんだ15の場面を抜けて家を目指す。道具を拾って組み合わせ、場面ごとに姿を変える小さなミニゲームを解いていく、Happy Juice Games の一作。
The Occupation
1987 年 10 月 24 日の英国北西部を舞台に、記者として制限区域に忍び込み、関係者に聞き取りをして証拠を集める一人称のサスペンス。ゲーム内の時計が現実と同じ速さで進み、登場人物は時間割どおりに動く、White Paper Games の一作。
Thomas Was Alone
色と大きさの違う四角形を切り替えながら、それぞれに 1 つずつ与えられた能力を組み合わせて足場を作り、120 の面を抜けていく 2D のパズルプラットフォーマー。進むあいだ、画面の外からは四角形たちの内心をつづる語りが流れ続ける。Mike Bithell の Bithell Games が 2012 年に発表した一作。
編集部からのおすすめ
コメント(ログイン不要)
まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。




