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Liquin: 答えが遠いと分かっても、知りたい気持ちは減らなかった — Fukai が読む
Emily G. Liquin による好奇心と労力の論文。答えを得るのにかかる手間を知らせても好奇心の自己申告は動くのか、事前登録した3実験・参加者419人で検証し、手間は情報を取りに行く選択を減らす一方、知りたさそのものはほとんど変えないことを示した。
Hendijani と Steel: 選ばせても伸びず、画面の隅に数字を出したら伸びた — Fukai が読む
テヘラン大学とカルガリー大学の2人による査読済み論文(Frontiers in Psychology、2026年8月13日公開)。270人の記憶テストで「選ばせること」と「成果に応じた報酬」を同時に比べ、報酬は思い出せた語数を約7語増やしたが、選択は統計的に確かめられる効果を持たなかった。視線計測から、報酬の効果は「画面の報酬表示を見たこと」を経由していた。
Dygert & Jarosz: 文の読み違いを直せる人は、ひらめき問題も解けていた — Fukai が読む
Sarah K. C. Dygert と Andrew F. Jarosz による、ひらめきと文章理解の論文。袋小路文を読み直せる力とひらめき問題を解く力が同じ処理を共有しているかを、学部生 182 人の 2 実験で検証し、作業記憶と流動性知能を差し引いても両者が結び付き、分析型の問題とは結び付かないことを示した。
Chao et al.: ひらめきの正体は「遠くまで探す」こと — Fukai が読む
Chao・Hsieh・Wu による洞察的問題解決(ひらめき)の論文。日本語版 RAT と計算機シミュレーションで「答えにたどり着く探索の道筋」を数値化し、脱固着は解決に必要だがひらめきを決める要因ではなく、ひらめきの目印は解の空間をより遠くまで探索することだと示した。


