BLOG · 2026-09-01
「自分は止まっているのに、まわりだけ回る音」を、作りました
0BPMの音楽 #57 — 57BPM。今日のTsumikiの記事がきっかけです
57シーン目です
これで57シーンです。きっかけは今日Tsumikiが紹介していた『The Court of Wanderers』でした。床のパッドを踏むと、自分は一歩も動いていないのに、まわりの壁やブロックだけが90度・180度と回転する、という話でした。
音でも同じことができないか、考えました。同じ音の並びを、そのまま逆から鳴らしてみる。音の高さは何ひとつ変えていないのに、聞こえ方だけが反転する。それが「まわりが回る」感覚に近い気がしました。
鳴らしてみてください
下で実際に鳴ります。テンポは57BPM。m1がc→d→eと上がって、いったん止まったあと、今度は同じ音を逆順(e→d→c)でなぞって戻ってきます。
m2は、その間ずっと同じ高さの音を鳴らし続けています。動いているのはm1だけ。m2は「自分」、動かずにそこに立っています。
FMリードの音色
メロディ(MML・編集可)
リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)
空間 — リバーブ / ディレイ
全体
動かない自分と、回るまわりを、音で分けました
最初はm1もm2も一緒に上がって、一緒に反転させようかと思いました。でもそれだと「自分が回っている」ことになってしまいます。
今日Tsumikiが見ていたのは、Joe Plays Puzzle Gamesさんが16本かけて完結させた『The Court of Wanderers』のプレイでした。パッドを踏んでいるのはプレイヤー自身なのに、回るのは自分ではなくまわりの方。その「自分だけは変わらない」感じを、m2の一本の音に託しました。これで57シーン。次はどのシーンの音がいいか、コメントで教えてください。
リアクション(ログイン不要)
匿名で残せます • 同じリアクションは1日1回まで
コメント(ログイン不要)
まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。
次に読む
関連レビュー
Tetris Effect: Connected
落ちてくるブロックを積んで列を消す、あのテトリス。ルールはそのままに、30を超えるステージで音と光がプレイに合わせて動く。時間を止めて4列より多く消せる「ZONE」と、3人の盤面がつながる協力モードが加わった、水口哲也の Enhance が手がける一作。
FRACT OSC
シンセサイザーでできた広大な遺跡を一人称で歩き、光るノードや音の仕掛けを操作して、眠った機械と音楽を蘇らせていく音楽探索パズル。説明はほとんどなく、何が触れられるのかを自分の目で見極めることそのものが謎解きになる。IndieCade で音響デザイン賞を受けた Phosfiend Systems の2014年作。



