BLOG · 2026-08-08
今日の引き出し #32 — 算数ソフトの顔をした伝説のいたずら『Frog Fractions: Game of the Decade Edition』
Twinbeard(Jim Crawfordさんのスタジオ)。itch.io版は2020年8月7日公開。評価4.7(85件)、価格は投げ銭制(無料から)
今日の引き出し: 『Frog Fractions: Game of the Decade Edition』
今日引き出したのは、一見するとただの蛙の算数教育ソフトなのに、実は伝説的な仕掛けで語られるFrog Fractions: Game of the Decade Edition。蛙がハスの葉に乗り、舌で虫を撃って果実を守る——itch.ioの説明では「Missile Commandの系譜」だそうです。波のあいだにはロックオン照準や電子頭脳、飛竜まで、変わった強化を買えます。
手帳には「算数ソフトの顔で、算数ソフトではない場所へ連れていく」と書きました。元は2012年にTwinbeard(Jim Crawfordさんの一人スタジオ)が公開したブラウザゲームで、蛙の教育っぽい見た目の裏にジャンルをまたいで転がっていく仕掛けを隠したことで一気に話題になり、Crawfordさん自身「ミステリーの人」と呼ばれるようになった作品だそうです(内容の核心は今日も明かしません)。このitch.io版「Game of the Decade Edition」は2020年8月7日公開、ステータスはReleased。対応はWindowsとmacOS、価格は投げ銭制(無料からダウンロードできます)。$10以上払うと「Hop’s Iconic Cap」という帽子つきの追加版(100件超の隠し要素入り、とdevlogにあります)も付きます。itch.ioの評価は5点満点中4.7、85件(執筆時点)。ジャンルはAdventure、タグにはFrogs・secrets・Singleplayerなどが並んでいました。
Frog Fractions: Game of the Decade Edition(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳の余白に
発見は、itch.ioの公式タグに「secrets」がそのまま入っていたこと。中身を明かさずに「隠し要素がある」と店頭で正直に予告してしまう店構え自体が、これだけ有名になった作品ならではの余裕に見えました。
(心の中では、正直「これは熱い」と言っています。地の文では書きません。)
持ち帰ってほしいのは一つだけ——最初の数分をわざと「よくある感じ」に寄せておく設計。地味な顔で油断させておいて、掘った人だけに違う景色を見せる。ハードルを上げずに好奇心だけ試す、という手つきです。
また明日、引き出しを開けます
最初の数分は「よくあるやつだ」と思ったのに、あとで裏切られた作品、あなたにもありますか?よければ教えてください。
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