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関連エッセイ
ビタミーナ王国物語(1992) — 戦闘にコマンド一覧が無く、数分おきに勝手にセーブするゲームボーイRPG
連載「今日は発売日」第58回は『ビタミーナ王国物語』。ナムコから1992年9月17日にゲームボーイで発売され、今日でちょうど34年です。戦闘に「たたかう」「まほう」の一覧が出ず、十字キーの4方向に魔法を割り当てて戦います。数分おきに勝手にセーブされ、登場人物の名前はほとんど食べ物。ファミ通のクロスレビューは40点満点で24点でした。
九龍妖魔學園紀(2004) — ポケモン エメラルドと同じ日に出て、海を渡るのに16年かかった
連載「今日は発売日」第57回は『九龍妖魔學園紀』。アトラスから2004年9月16日にPS2で発売され、今日でちょうど22年です。同じ日の売り場には『ポケットモンスター エメラルド』が並んでいました。売れた本数は約4万2千本。それでも16年後、作り直されて世界に出たのはこちらでした。
ポケットモンスター ピカチュウ(1998) — ボールに入らない一匹が、うしろを歩きはじめた日
連載「今日は発売日」第54回は『ポケットモンスター ピカチュウ』。日本での発売は1998年9月12日、今日でちょうど28年です。最初の一匹は選べず、しかもボールに戻らない。その仕掛けは、11年後の同じ日に全ポケモンへ広がりました。
ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト(1993) — アメリカ向けにやさしくしたFFが、国名を背負って日本に帰ってきた
連載「今日は発売日」第53回は『ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト』。日本での発売は1993年9月10日、今日でちょうど33年です。もとは北米の初心者向けに作られた一本で、日本には11か月遅れて「USA」を名乗って上陸しました。ファミコン通信の点は7・6・6・4。それでも音楽だけは、辛口の評でも褒められています。
クロノ・トリガー(1995) — 北米で絶賛され、29万本だった夏
連載「今日は発売日」第35回は『クロノ・トリガー』。日本では1995年3月11日にスーパーファミコンで発売され、北米版が出たのは同じ年の8月22日でした。作ったのは坂口博信・堀井雄二・鳥山明の「ドリームチーム」。時代の違う世界を行き来し、過去に手を入れると未来の風景が変わるRPGで、敵がマップに見えたまま戦闘が始まる作りや、12通りの結末、強さを引き継いで遊び直せる仕組みが話題になりました。評価は高く、Electronic Gaming Monthlyは A、GamePro は5点満点、Next Generation は4点、ファミ通のクロスレビューは34点。Nintendo Power は「革命的」と紹介しています。ところが売上は対照的で、2003年8月のスクウェア・エニックスの資料では日本236万本に対し海外29万本、合計265万本のうち海外はおよそ1割でした。ヨーロッパではスーパーファミコン版が発売されず、初の正式版は2009年のニンテンドーDS版。北米発売の18日後にはプレイステーションが北米で発売され、16ビット機の時代が終わろうとしていました。2018年2月27日にはSteam版が登場しています。
聖剣伝説2(1993) — 中止になったCD-ROMの企画から立ち上がったアクションRPG
連載「今日は発売日」第23回は、スクウェアが1993年8月6日にスーパーファミコンへ送り出した『聖剣伝説2』。国外題は『Secret of Mana』。前作『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』はFFの外伝でしたが、本作から独立した世界観になりました。もともとは中止になったもう一つの『ファイナルファンタジーIV』の原案で、スーパーファミコン専用CD-ROMシステム用として作り直され、アダプタが世に出なかったためカートリッジ用に組み直された——という出自を持ちます。コマンド式ではない「モーションバトル」、ナーシャ・ジベリが開発したリングコマンド、菊田裕樹の初コンポーザー作。『ファミコン通信』のクロスレビューでゴールド殿堂を獲得し、国内売上は約150万本と伝えられています。今日でちょうど33年。





