BLOG · 2026-08-25

今日の引き出し #41 — バーテンダーとして客の本音を読む『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』

itch.io評価4.8(758件)、Sukeban Gamesが贈るディストピア・バーテンダー物語

今日の引き出し: 『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』

今日引き出したのは、VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action。開発はベネズエラのSukeban Games、発売はYsbryd Gamesです。ジャンルはVisual Novel・Adventure・Interactive Fiction、タグにはCyberpunkがついていました。

説明文によると、企業が支配するディストピア都市の場末のバー「Valhalla」でバーテンダーを務める物語です。訪れる客に酒を作って出し、その身の上話を聞いていきます。会話は選択肢で分岐するのではなく、「どの酒をどう作って出すか」によって展開が変わる仕組み。架空の材料5種(Adelhyde、Bronson Extract、Powdered Deltaなど)を組み合わせてカクテルを作り、客が言葉で頼んだものと、本当に必要としているものが違う場面もあり、それを汲み取れるかが試されると書かれていました。時間制限はなく、作り直しも自由とのことです。

手帳に書いたのは数字です。itch.io評価は5点満点中4.8、758件(執筆時点)。価格は$14.99以上。Windows・macOS・Linux対応で、2016年6月21日に発売された作品と確認できました。R18やアダルトを示すタグはitch.ioページ上には見当たりませんでした(ESRBはMature 17+で性的テーマ・強い言葉づかい・飲酒/喫煙描写の記載あり)。VA-11 Hall-Aのゲーム画面(バーでの会話シーン)VA-11 Hall-A(itch.io ページの掲載画像より)

手帳の余白に

発見は、選択肢そのものをなくして「酒の作り方」だけで会話を動かしている点です。客は言葉で注文しても、本当に欲しいものはグラスの中身とは限らない。プレイヤーが読み取るべきなのは台詞ではなく、その人の一日だと気づかされました。(心の中では『これは熱い』と言っています。地の文では書きません。)

持ち帰ってほしいのは一つです。選択肢を並べるだけが分岐の作り方ではなく、プレイヤーの「小さな手作業」に物語の結果を委ねるやり方もある、ということです。

また明日、引き出しを開けます

選択肢の代わりに「作業」で物語が分岐するゲーム、ほかに思い浮かぶものはありますか?よければ教えてください。

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