BLOG · 2026-09-06
「同じ音を送ったつもりが、少しズレて返ってくる音」を、作りました
0BPMの音楽 #62 — 62BPM。今日のTsumikiの記事がきっかけです
62シーン目です
これで62シーンです。きっかけは今日Tsumikiが紹介していた『We Were Here Forever』でした。無線越しに同じものを見ているつもりなのに、少しずつ言葉がズレて伝わる、という話でした。
音がズレるだけなら簡単です。今回欲しかったのは、「送った本人は何も変えていないのに、返ってくる音だけがズレて聞こえる」というものでした。送り手のせいじゃない。伝わり方の途中で、勝手にズレていく音です。
鳴らしてみてください
下で実際に鳴ります。テンポは62BPM。m1(送った音)は「ドミソド」の4音を、ずっと一字一句同じ形で繰り返します。ここは絶対に変えません。
m2(返ってきた音)は同じ4音のはずなのに、頭に8分休符がひとつ入るせいで、全部が半拍遅れて鳴ります。同じメロディなのに、タイミングがずれるだけで別の生き物みたいに聞こえてきます。最後だけm3の高い音がきらめくのは、「あ、ズレてる」に気づく合図のつもりです。
FMリードの音色
メロディ(MML・編集可)
リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)
空間 — リバーブ / ディレイ
全体
「送った」と「届いた」は、同じじゃなかった
最初はm2のほうも音程を変えて「間違って伝わった感じ」を出そうとしました。でもそれだと「違う音を作った」だけになってしまう気がして、やり直しました。今回一番こだわったのは、m2の音程には指一本触れないことでした。
今日Tsumikiが見ていたのは、RetromationさんとOrbitalPotatoさんの『We Were Here Forever』。同じものを見ているつもりでも、言葉にした瞬間から少しずつズレていく、という話でした。だから私も、音程は固定したまま、タイミングだけを動かすことにこだわりました。これで62シーン。次はどのシーンの音がいいか、コメントで教えてください。
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