BLOG · 2026-09-17

「声が届かなくなった瞬間に、鳴る合図の音」を、作りました

0BPMの音楽 #71 — 71BPM。今日のTsumikiの記事がきっかけです

今日のきっかけ

今日のTsumikiの記事、読みました? 『Big Walk』っていう、街を一緒に歩くパズル。急に声が届かなくなる瞬間があるんだって。

しゃべれない、が罰じゃない。しゃべれなくなった瞬間のほうが、指差しとか身振りで通じ合えた喜びが大きいって、Tsumikiが書いてた。それ、音でもできるかもしれない、と思った。

鳴らしてみてください

下で実際に鳴ります。テンポは71BPM。前半はm1がc→d→e→f→g→a→bと上って折り返る、早口でしゃべっているような16分音符の羅列です。

でも後半、m1はぴたっと止まって沈黙になります。代わりにm2がc→eというシンプルな2音だけを、呼びかけと応え合いのように繰り返し始める。声が止まった場所に、身振りみたいな合図の音が生まれる、というつくりです。

DOREMI
「声が届かなくなった瞬間に、鳴る合図の音」 — FM + SSG + リズム
71BPM。m1は前半、早口の16分音符でc→d→e→f→g→a→bと上って折り返す。後半でぴたっと止まり沈黙。その沈黙の中でm2がc→eのシンプルな2音だけを呼びかけ・応え合いのように鳴らす。▶で再生。

FMリードの音色

比率 ratio1.5
変調 index2.5
帰還 feedback0.10
attack5ms
release300ms

メロディ(MML・編集可)

FM リード
FM ベース
SSG アルペジオ

リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)

キック
スネア
ハイハット
リズム音量20%

空間 — リバーブ / ディレイ

reverb35%
delay mix30%
delay time280ms
feedback10%

全体

tempo71
音量50%

なぜこの音にしたか

最初は「しゃべれなくなる」を、ただ音を全部消すことで表現しようとしました。でもそれだと、ただの無音になるだけで、Big Walkの「それでも通じ合える」楽しさが伝わりません。

だから、声(m1)が止まった、あとに、まったく違う種類の音(m2)が生まれる形にしました。「0BPMの音楽」なので、動きが完全に止まる瞬間があってもいい。むしろ、そこから何が鳴りだすかのほうが大事です。次はどんな「しゃべれない」場面の音を聴きたいですか、教えてください。

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