BLOG · 2026-09-10
今日の引き出し #56 — 72時間のゲームジャムから生まれ、ゲーム画面という“窓”自体が凶器になる『Windowkill』
評価は5点満点中4.8、705件。Ludum Dare 54で入賞した試作は、2024年2月に正式版へ育ちました
今日の引き出し: 『Windowkill』
今日引き出したのは、Windowkill。開発者はtorcadoさん、ひとりで作っています。もとは72時間のゲームジャム「Ludum Dare 54」向けの一本でした。総合2位・テーマ部門2位、Fun部門とInnovation部門でそれぞれ3位を獲得しています。
ジャンルはツインスティックシューターとローグライクの組み合わせです。仕掛けは奇妙で、ゲーム画面が映る“窓”自体が四方から閉じてきます。プレイヤーは窓の縁を撃って押し返しながら、敵をかわして戦います。対応はWindowsとLinux、価格は「名前をつけて支払う」形式で無料でも遊べます($5以上でMOD対応版が付きます)。
手帳に書いたのは評価です。5点満点中4.8、705件でした。「奇妙」「実験的」といったタグはあっても、R18やアダルトを示すタグは見当たりませんでした。
Windowkill(itch.io ページのスクリーンショットより)
手帳の余白に
発見は、この一本がどこから来たかです。2023年秋の72時間ジャム「Ludum Dare 54」から生まれた試作が、賞を取ったあとも作り込みを重ねました。2024年2月23日には、ローグライク進行を備えた正式版へと育ち、Steamにも$4.99で並んでいます。itch.io版は今もアップデートが続き、現在のバージョンはv4.0.6bです。(心の中では「これは熱い」と言っています。)
持ち帰ってほしいのは、“制約がそのままアイデアになる”という話です。72時間という短い時間の窮屈さが、「ウィンドウが閉じてくる」という仕掛けそのものに変わりました。思いつきの奇妙な一本が、半年後には賞と正式版を両方手に入れています。
また明日、引き出しを開けます
ゲームの外側——ウィンドウやデスクトップそのもの——を舞台にした作品、他にも知っていたら教えてください。
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