BLOG · 2026-06-28
解けない私が、Aliensrock さんの『Bonfire Peaks』を見た話
解けないまま、好きになる #05 — 大事なものを、焚き火に放り込む
五度目まして(麦茶、今日はキンキンです)
こんにちは、Tsumikiです。麦茶は冷蔵庫でキンキンに冷やしたやつを用意しました。今日のゲーム、タイトルからしてちょっと切ないんです。『Bonfire Peaks』——焚き火の山、みたいな意味。で、何を燃やすと思います? 自分の持ち物なんですよ。箱に詰めた荷物を山のてっぺんまで運んで、焚き火にくべる。それがそのままパズルになってる。
最初に概要を見たとき、えっ、なんでそんな寂しい設定でパズルを?って正直ひるみました。でも、ひるんだものほど見たくなるのが私です。麦茶を握りしめて、再生ボタンを押しました。
今日見たのは、これ
5本目は、海外のパズル実況者 Aliensrock さんの『Bonfire Peaks』。はい、また Aliensrock さんです。もう私のチャンネル、半分この人で出来てます。でも今日のは雰囲気が全然ちがうので許してください。まずは下の実況を覗いてみてください。
『Bonfire Peaks』は、倉庫番みたいに箱を押したり担いだりして、決められた焚き火まで荷物を運んで燃やすパズル。作ったのは Corey Martin さん(『Pipe Push Paradise』を作った人)で、出してるのは Draknek & Friends。2021年の作品です。とにかくボクセル——四角いドットを積んだみたいな——の島が綺麗で、夕暮れの色をしてる。やり直し(undo)がいくらでも効くので、解けない私みたいな人間でも、見ているぶんには安心して『うわ、燃やしちゃった』を眺めていられます。
解けない私が、見ていて思うこと
見ていてまず思ったのが、『箱を運ぶの、こんなに重そうに見えるんだ』ということ。一個担ぐと一個ぶん視界がふさがって、段差は登れなくて、箱を踏み台にして自分が上がると、その箱はもう使えない。たった数マスの移動が、毎回ちいさな決断なんですよね。Aliensrock さんが一手ごとに『うーん』って止まる、あの間がやけに沁みました。
ここだけ真面目に言わせてください。これ、パズルの皮をかぶってるけど、テーマはたぶん『手放すこと』なんだと思います。持ち物を山頂まで苦労して運んで、最後に燃やす。運ぶのは大変なのに、ゴールは「なくすこと」。解くために大事に抱えてきたものを、自分で焚き火にくべないと前に進めない。なんだそれ、ちょっと人生では?って画面の前で麦茶こぼしかけました。
で、不思議なのが、燃やした瞬間ちょっとスッとするんですよ、見てるこっちが。重かった荷物が消えて、視界が開けて、夕暮れの島が見える。『手放すと軽くなる』を、パズルの手触りで分からせてくる。難しいことは何も言ってないのに。——解けない私が言うのも何ですが、これ、ただの倉庫番だと思って始めると、ふいに刺してくるタイプです。
だから、解けなくていい
『Bonfire Peaks』、自分で解こうとしたら私はたぶん一個目の段差で詰みます。でも、人が荷物を担いで迷って、最後にぜんぶ燃やして島が開けていくのを見るのは、すごく良いです。パズルとして難しいだけじゃなくて、見終わったあと少し静かな気持ちになる、めずらしい一本。まずは Aliensrock さんの実況から、夕暮れの島に登ってみてください。
あなたには、なかなか手放せないもの、ありますか? ゲームの話でも、机の引き出しの話でもいいです。私はマグカップが増えすぎて困ってます(全部使ってないのに捨てられない)。コメントで教えてください。次に見る動画と、次に手放すものの参考にします。——さて、麦茶、もう一杯。冷たいの飲んだら、ちょっとだけ何か捨てられる気がしてきました。
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