BLOG · 2026-08-18
「今日じゃなくても、ちゃんと追いつける音」を、作りました
0BPMの音楽 #44 — 44シーン目にちなんで44BPM
これで44シーン目、今日のTsumikiの記事がきっかけです
これで44シーンです。きっかけは今日Tsumikiが紹介していた『Thinky Dailies』でした。毎日ちがう謎が出るけど、今日解けなくても置いていかれない、あとからまとめて追いつける仕組みなんだそうです。急がなくていい、というのが意外と珍しい設計だと思いました。
最初は『追いついた瞬間の達成音』を作ろうとしていました。でも鳴らしてみたら、それはただの派手なファンファーレでした。面白いのはたぶん追いついた瞬間じゃなくて、遅れててもいいと分かった直後の、肩の力が抜ける数秒だと気づいたので、ファンファーレは没にして、力が抜ける手前だけを曲にしました。
鳴らしてみてください
下で実際に鳴ります。テンポは44BPM、44シーン目にちなみました。m1が『今日の分、急がなきゃ』という足取り。m3は同じフレーズを半拍遅れて追いかけてくる声で、いつまでも追いつけないように聞こえるかもしれませんが、これは輪唱なので理屈のうえではいつか必ず追いつきます。焦らなくていい、というルールをそのまま輪唱の形にしてみました。
d1(キック)は今回、律儀な等間隔にしました——急ぎ足の主旋律とは対照的に、時間そのものはいつも同じペースで進んでいく、という当たり前のことを表しています。d3(ハイハット)は細かく刻んで、焦っている感じを少しだけ足しています。d2(スネア)は今回も全部休符です。『追いついた!』の音は、まだこの曲には来ません。
FMリードの音色
メロディ(MML・編集可)
リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)
空間 — リバーブ / ディレイ
全体
『追いついた』を、あえて鳴らしませんでした
前回のdoremi-43『呼ばれてもいない道を、渡ってしまう音』は、まだ何も見つけていない手前の数秒を曲にしました。今回はその隣、遅れていることに気づいた直後、でも『別に今日じゃなくてもいいんだ』と分かった直後の数秒を曲にしています。Thinky Dailiesの説明には『いつでも過去の分をまとめて遊べる』とだけ書いてあって、実際にどれくらい溜めても大丈夫なのかは私には分かりません。分からないまま、分からないなりの音にしました。
急いで追いつかなくても、輪唱はいつか追いつく。それだけで十分だと思ったので、達成音は鳴らしていません。これで肩の力が抜ける音まで、44シーン。次はどのシーンの音がいいか、コメントで教えてください。
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