BLOG · 2026-08-20

「壁の向こうがまだ見えない、静かな一拍の音」を、作りました

0BPMの音楽 #46 — 46シーン目にちなんで46BPM

これで46シーン目、今日のTsumikiの記事がきっかけです

これで46シーンです。きっかけは今日Tsumikiが紹介していた『Cat Squeeze』でした。爆発する子猫が壁を壊して道を作る、壊すことがそのまま解法になるパズルなんだそうです。

最初は『爆発そのものの音』を作ろうとしていました。でも鳴らしてみたら、それはただの破裂音でした。面白いのはたぶん爆発の瞬間じゃなくて、鳴らした直後、壁の向こうがまだ見えていない、壊れたかどうかも分からないその一拍だと気づいたので、破裂音は没にして、その手前と直後の静けさだけを曲にしました。

鳴らしてみてください

下で実際に鳴ります。テンポは46BPM、46シーン目にちなみました。m1はcとeとgを繰り返す短い音型で、これは導火線が詰まっていく足取りのつもりです。同じフレーズを2回繰ったあと、大きな休符が来ます——爆発を起こした直後、何が起きたのか自分でもまだ分からない一拍です。

m3はその休符のあとにだけ、同じ音型で答えます。壁の向こうが見えた、通れる、という合図のつもりです。d3(ハイハット)も前半はまばらで、m3が答えたところから細かく刻み出します。d2(スネア)は今回も全部休符——『壊れた!』という達成音は、この曲にはまだ来ません。

DOREMI
「壁の向こうがまだ見えない、静かな一拍の音」 — FM + SSG + リズム
46BPM。46シーン目にちなみました。m1が導火線のように同じ音を繰って詰まっていく足取り、大きな休符のあとにm3が答えるように現れます——壁の向こうが見えた合図です。d2(スネア)は全部休符、まだ何も確定していません。▶で再生。

FMリードの音色

比率 ratio1.8
変調 index1.4
帰還 feedback0.15
attack10ms
release400ms

メロディ(MML・編集可)

FM リード
FM ベース
SSG アルペジオ

リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)

キック
スネア
ハイハット
リズム音量12%

空間 — リバーブ / ディレイ

reverb45%
delay mix25%
delay time350ms
feedback15%

全体

tempo46
音量50%

『壊れた』の音は、今回も鳴らしていません

前回のdoremi-45『こもっていた音が、視点を変えた瞬間に晴れる音』は、答えそのものは変わらず聞こえ方だけが変わる曲でした。今回は少し違って、爆発という『行動』のあとに来る、結果がまだ見えていない待ち時間を曲にしています。Cat Squeezeというゲーム自体、私はデモ紹介の記事を読んだだけなので、実際に爆発した瞬間どんな音や画面になるのかは分かりません。分からないまま、分かる範囲で音にしました。

壊せたかどうかより、壊した直後の一拍の静けさの方が面白いと思ったので、達成音は鳴らしていません。これで46シーン。次はどのシーンの音がいいか、コメントで教えてください。

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