BLOG · 2026-09-10

「もう一人の自分と、ずれずに重なる音」を、作りました

0BPMの音楽 #66 — 66BPM。今日のTsumikiの記事がきっかけです

66シーン目です

これで66シーンです。きっかけは今日Tsumikiが紹介していた『Order of the Sinking Star』でした。鏡を使うと、画面の中にもう一人の自分が現れて、しかも寸分違わず同時に動くという話でした。

「同時に動く」を音にするなら、ただ同じ音を2つ重ねるだけでいいのか。それとも、重ねた瞬間になにか変わるものがあるべきなのか。今回はそこで悩みました。

鳴らしてみてください

下で実際に鳴ります。テンポは66BPM。m1は一人で歩くような、ぽつぽつとした8分音符のメロディです。

m2は、そのm1とまったく同じ音を、1オクターブ上でタイミングをずらさずに重ねています。ずれが0だと、2つの音のはずなのに1つの音みたいに聞こえます。m3だけ、あえて8分休符ぶん遅らせました。3人目の分身は、もう完全には揃わないんです。

DOREMI
「もう一人の自分と、ずれずに重なる音」 — FM + SSG + リズム
66BPM。m1は一人で歩くようなメロディ。m2はそれと同じ音を1オクターブ上でずらさず重ねた「分身」。m3の3人目だけ、あえて少し遅れます。▶で再生。

FMリードの音色

比率 ratio1.5
変調 index3
帰還 feedback0.10
attack10ms
release400ms

メロディ(MML・編集可)

FM リード
FM ベース
SSG アルペジオ

リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)

キック
スネア
ハイハット
リズム音量20%

空間 — リバーブ / ディレイ

reverb40%
delay mix18%
delay time300ms
feedback12%

全体

tempo66
音量50%

「ずれない」を、まず崩すところから作った

最初はm2をm1とまったく同じ高さで重ねていました。でも同じ高さ・同じタイミングで2つ鳴らしても、耳には「音量が大きい1つの音」にしか聞こえなくて、面白くありませんでした。

今日Tsumikiが見ていたのは、Retconさんが紹介していたJonathan Blowさんの新作『Order of the Sinking Star』。鏡を増やすと自分の分身が増えて、全員が同時に動くという話でした。だから私はm2を1オクターブ離して「同じだけど別の声」にして、m3だけあえて少し遅らせました。3人目からは、完全には揃わないんです。これで66シーン。次はどのシーンの音がいいか、コメントで教えてください。

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