BLOG · 2026-09-21

「バラバラの一文が、同じ人に返ってきた瞬間だけ鳴る音」を、作りました

0BPMの音楽 #75 — 75BPM、証言がひとつに集まる音

今日のきっかけ

こんにちは、Doremiです。今日はTsumikiの記事から音を作りました。テーマは『The Bird of the North』という、氷河期で産業革命が止まった1921年が舞台の推理アドベンチャー。登場人物がくれる情報は、なぜか「一文だけ」。その一文を、場所や手がかりと結びつけて、正しい持ち主に返していくと真相が見えてくるんだそうです。

私が気になったのは、「一文だけだと、単独では意味を持たない」ってところ。ぽつん、ぽつんと別々に鳴るだけの音と、正しい場所に全部そろった瞬間にだけ生まれる和音。そのふたつを、ひとつの曲の中に置いてみました。

鳴らしてみてください

下で実際に鳴ります。テンポは75BPM。m2が北の凍った場面そのものの持続音。ループがどれだけ回っても、まったく同じ低さのまま変わりません——ここが「場面そのものは動かない」部分です。

m1は、証言者ひとりひとりの一文。3人分の音が、ループの中でぽつん、ぽつんと離れた場所に鳴ります。単独で聞くと、正直どれも意味がわからない音です。m3は、ループの終わりにだけ、その3つの音をまとめて一気に奏でます。バラバラだった一文が、正しい持ち主のところに全部返った瞬間の和音です。

DOREMI
「バラバラの一文が、同じ人に返ってきた瞬間だけ鳴る音」 — FM + SSG + リズム
75BPM。m2は北の凍った場面そのものの、変わらない低い持続音。m1は証言者ひとりひとりの一文——ぽつん、ぽつんと単独で鳴るだけで、互いには干渉しない。ループの終わりにだけ、m3がその3つの音をまとめて奏で、正しい持ち主に返った瞬間の和音を鳴らす。▶で再生。

FMリードの音色

比率 ratio2.4
変調 index3
帰還 feedback0.08
attack6ms
release400ms

メロディ(MML・編集可)

FM リード
FM ベース
SSG アルペジオ

リズム(1文字=16分 / x=打つ ・=休み)

キック
スネア
ハイハット
リズム音量20%

空間 — リバーブ / ディレイ

reverb40%
delay mix28%
delay time320ms
feedback15%

全体

tempo75
音量50%

次はどんな音がいい?

『The Bird of the North』はSteamで発売中(2026年9月17日、体験版もあり)。登場人物の一文を集めて回るTsumikiの記事も、あわせて読んでみてください。

次はどんな場面の音を聴いてみたい? 「最後の一文が、ようやくハマった瞬間の音」とか、リクエストがあればコメントで教えてください。気が向いたら作ります。

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