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60 レビュー · 9 エッセイ
関連エッセイ
九龍妖魔學園紀(2004) — ポケモン エメラルドと同じ日に出て、海を渡るのに16年かかった
連載「今日は発売日」第57回は『九龍妖魔學園紀』。アトラスから2004年9月16日にPS2で発売され、今日でちょうど22年です。同じ日の売り場には『ポケットモンスター エメラルド』が並んでいました。売れた本数は約4万2千本。それでも16年後、作り直されて世界に出たのはこちらでした。
逆転裁判 蘇る逆転(2005) — 4年前のゲームに1話だけ足したら、シリーズが海を渡った
連載「今日は発売日」第56回は『逆転裁判 蘇る逆転』。カプコンから2005年9月15日にニンテンドーDSで発売され、今日でちょうど21年です。2001年のゲームボーイアドバンス版に第5話を足しただけの移植でした。その1話のために入れた機能と、最初から日本版に入っていた英語モードが、シリーズを世界へ連れ出します。
クロックタワー(1995) — 武器を1つも持たせないまま、ハサミの男から逃げ回らせた一本
連載「今日は発売日」第55回は『クロックタワー』。ヒューマンから1995年9月14日にスーパーファミコンで発売され、今日でちょうど31年です。主人公は戦えません。できるのは逃げることと隠れることだけ。ファミ通クロスレビューは31点、シルバー殿堂でした。
今日の引き出し #52 — テレビアニメの手描きが、ワニの街の相棒探しを描く『Later Alligator』
今日引き出したのは、スタジオpillowfightがitch.ioで公開している『Later Alligator』。行方不明になった相棒のワニPatを捜して、アリゲーターだけが暮らす街を歩き回るアドベンチャーです。ハンドドロー・アニメーションのミニゲームが30種類、登場キャラは100人超。評価は5点満点中4.8、110件でした。
今日の引き出し #49 — 『Papers, Please』のLucas Popeが悪ふざけで作った、無料の携帯液晶風お化け屋敷『Moida Mansion』
今日引き出したのは、dukope が itch.io で無料公開している『Moida Mansion』。dukope の正体は『Papers, Please』『Return of the Obra Dinn』のLucas Popeで、今回は白黒の携帯ゲーム機を模した小さなお化け屋敷アドベンチャーです。評価は5点満点中4.7、277件まで積み上がっていました。
Dave Grossman の哲学 — 賢いのは、プレイヤーの側でいい
「あなたの仕事は自分が賢いと感じることではない。プレイヤーが賢いと感じられるようにすることだ」。Dave Grossman は30年これを言い続け、標語で終わらせず、自分の義母を座らせて自作を遊ばせ、詰まった箇所を全部公開した。本人の寄稿とインタビュー7点を横断して、哲学・こだわり・失敗・ジレンマ・影響源を読む。
Return to Monkey Island のサウンドトラック — スカルが鳴らす音符が地図をひらく
Ron Gilbert が30年ぶりに完結させた海賊コメディに、あの iMuse を生んだ本人たち——Michael Land・Peter McConnell・Clint Bajakian——が音楽で戻ってきた。スカルを叩いて地図をひらくパズルに具体的な音符を仕込んだ制作秘話から、部屋を出入りするたびに旋律が呼吸を変える仕掛けまで、黒コーヒー片手に私 Doremi がインタビューとクレジットを裏取りして分解する。
Return to Monkey Island への反論 — Steam低評価から読み直す
Komugi が 8.4/10 と評価した Return to Monkey Island に対し、Steamの低評価レビューから抽出した5つの主張(アートスタイル、難易度低下、ヒント設計、エンディング、ペース)を検証する。私はどこに同意し、どこに反論するか。
Heaven's Vault のサウンドトラック — 発見の一瞬ごとに、小さな和音を用意する
考古学者アリヤと相棒ロボット Six が、星雲の川を漕いで失踪した学者を探す inkle の物語アドベンチャー。核にあるのは古代文字を解読するパズルだ。作曲は Laurence Chapman。弦楽四重奏の親密な響きの下に、彼は『発見の一瞬』のためだけの短い曲を約20本も仕込んでいた。解読というパズルと、その小さな和音たちがどう噛み合うのか——黒コーヒー片手に私 Doremi が分解する。
関連レビュー
The Occupation
1987 年 10 月 24 日の英国北西部を舞台に、記者として制限区域に忍び込み、関係者に聞き取りをして証拠を集める一人称のサスペンス。ゲーム内の時計が現実と同じ速さで進み、登場人物は時間割どおりに動く、White Paper Games の一作。
adventuremysteryobservationPrimordia
人類が絶えたあとの砂漠で、電源を奪われた機械ホレイショと小型の相棒クリスピンが都市メトロポールへ降りていく2Dのポイント&クリックアドベンチャー。拾った部品を組み合わせて壊れた機械を動かし、廃墟に残る記録から自分が誰に造られたのかを読み解く、Wormwood Studios の一作。
adventurepoint-and-clickpuzzleThe 7th Guest: 25th Anniversary Edition
無人の洋館に招かれた六人の客と、部屋ごとに据えられた二十一の仕掛けを解いていく一人称のパズルアドベンチャー。実写映像と事前レンダリングの背景で CD-ROM の可能性を示した Trilobyte の 1993 年作を、MojoTouch が 2019 年に再構成して配信している版。
puzzleadventurepoint-and-clickLumino City
紙とボール紙で街を丸ごと実際に組み立て、それを撮影して画面にした手作りのポイント&クリック冒険。祖父をさがして塔のような町をのぼりながら、風車や歯車や配電盤をいじって電気を取り戻す。前作 Lume を作った英国の State of Play による一作。
puzzlepoint-and-clickadventureIttle Dew
見知らぬ島に流れ着いた冒険者が、炎の剣・氷の杖・ポータルの杖のうち手に入れた道具だけを使って、ブロック押しの部屋を解いていく見下ろし型のパズルアドベンチャー。Ludosity が 2013 年に出した一作。
puzzlesokoban-likeadventureThe Last Campfire
火の粉の姿をした主人公エンバーが、迷い込んだ地下の世界を歩き、動けなくなった魂たちの行く手をふさぐ小さな仕掛けを解いていく3Dのパズルアドベンチャー。No Man's Sky の Hello Games が絵本の形で作った一本。
puzzleadventurenarrative-puzzleThe Magic Circle
二十年たっても完成しないファンタジーゲームの内部に閉じ込められた主人公が、敵や物から「振る舞い」を奪って別の対象に貼り付け、作りかけの世界を書き換えながら外を目指す一人称のメタパズル。解法は一つに決まっていない。Thief や BioShock の制作に関わったとされる作り手たちが 2015 年に出した、ゲーム制作そのものを題材にした一作。
puzzlemeta-puzzlefirst-personEvent[0]
レトロな宇宙船の端末に自分で文章を打ち込み、船の AI「Kaizen-85」と会話しながら地球への帰路を探す一人称のナラティブ探索。選択肢を選ぶのではなく自由に書いて話しかけるのが主機構で、話し方によって AI の態度と結末が変わる。Ocelot Society の 2016 年作。
narrative-puzzleadventurefirst-personFelix The Reaper
日の当たる場所を避け、影の上だけを歩いて人の死を段取りするアイソメトリックのパズル。太陽の向きを二つの位置で切り替えて影を作り替え、物を押し引きしながら、踊り続ける死神フェリックスを目的地まで運ぶ。Kong Orange 制作、パトリック・スチュワートが語りを務める。
puzzlesokoban-likeadventureHappy Game
眠りに落ちた男の子の悪夢を、三つの章にわたって歩いていくポイント&クリックのアドベンチャー。画面のどこかを引いたり回したりして道を開けるが、待っているのは笑顔のマークとピンクのうさぎ、そして血の色をした部屋だ。Machinarium の Amanita Design が初めてホラーへ振った一作で、曲はチェコのバンド DVA が担当している。
puzzlepoint-and-clickadventureOneShot
太陽の消えた世界に落ちた子どもを導き、電球ひとつを世界の頂上まで運ぶ見下ろし型のパズルアドベンチャー。道具を組み合わせて進む道中に、遊び手の計算機そのものを使わせる仕掛けが混ざる。Future Cat による一作。
puzzlemeta-puzzlenarrative-puzzleZero Escape: The Nonary Games
九人が施設に閉じ込められ、数字の書かれた扉をくぐって脱出を目指すミステリーアドベンチャー2本立て。ニンテンドーDS発の『極限脱出 9時間9人9の扉』と続編『善人シボウデス』を1本にまとめた移植版で、密室を調べて解く脱出パートと、選択で枝分かれする小説パートが交互に進む。
mysteryadventurenarrative-puzzleEliza
AIカウンセリングアプリの「代弁者」として、画面に出る台本を声に出して読む仕事に戻った女性の数日間を追うビジュアルノベル。Opus Magnum などのパズルで知られる Zachtronics が、Matthew Seiji Burns の脚本で作った一本で、付録に株札を使うソリティアが入っている。
visual-novelnarrativeadventureRöki
北欧の民話をなぞる雪の森を歩き、道具を拾って組み合わせながら、姉を探す少女トーヴェの旅を進めるポイント&クリックの冒険。戦闘も失敗もなく、手描き調の風景と喪失の物語で進む Polygon Treehouse の一作。
adventurepoint-and-clicknarrativePhoenix Wright: Ace Attorney Trilogy
弁護士・成歩堂龍一として法廷に立ち、証言の一行と手持ちの証拠を突き合わせて嘘を崩していく法廷アドベンチャー。2001年から2004年にかけて発表された原作3作・全14話を、絵を1コマずつ描き直してひとつにまとめた Capcom の集成版。
mysteryvisual-noveldeductionTrüberbrook
1967 年の西ドイツの寒村に、賞品の旅行で来たアメリカの物理学者ハンス・タンハウザーを動かすポイント&クリックアドベンチャー。盗まれた論文を追ううちに、村の奥にある別の次元の話へ入り込んでいく。実際に組んだミニチュアを撮影して舞台にした、ドイツの btf による一作。
puzzlepoint-and-clickadventureBrothers - A Tale of Two Sons
病の父を救う「生命の水」を求めて、兄と弟が旅に出る。左スティックで兄、右スティックで弟を同時に動かし、二人の体格と得意を組み合わせて谷や水路や巨人の骨を越えていく。台詞はすべて架空の言語。Josef Fares が監督し、Starbreeze Studios が2013年に発表した無言のパズル・アドベンチャー。
puzzleadventurepuzzle-platformerLara Croft GO
等角視点の遺跡を、1マスずつ降りていくターン制のパズルアドベンチャー。蛇や槍罠をやり過ごし、レバーを引き、崩れかけた床の残り手数を数えながら道を選ぶ。Tomb Raider の跳ぶ・登る・撃つを盤面の一手に畳み直した、Square Enix Montréal の GO シリーズ第2作。
puzzleadventurepathfindingScribblenauts Unlimited
思いついた名詞を書くと、その物が画面に現れる。ジェットパックでも、恐竜でも、手術用のメスでもいい。出した物を使って困っている人を助け、スターライトを集めていく2Dのパズルアドベンチャー。形容詞を足せば色や大きさも変わり、自分で部品を組んで新しい物を作ることもできる、5th Cell の一作。
puzzlesandboxadventureTHE LONGING
地下深くで、眠る王が目覚めるのを400日待つ。ひとりぼっちの影を操る手描きのアドベンチャーだ。歩く速さも扉の開き方も徹底して遅く、タイマーはゲームを閉じているあいだも進む。洞窟を探検し、部屋を飾り、実在の名著を読んで時間を早めることもできる、Studio Seufz の一作。
adventureidlepoint-and-clickMinit
白黒のドット絵で描かれた見下ろし型の小さな冒険。主人公は呪いのせいで60秒たつと必ず死に、家へ戻される。拾った道具と見つけた新しい家だけが次の一分に持ち越され、行ける範囲が少しずつ遠くなる。Vlambeer の Jan Willem Nijman ら4人が作り、Devolver Digital が発売した一作。
adventurepuzzletime-loopContradiction: Spot the Liar!
英国の小村エデントンで起きた溺死事件を、刑事フレデリック・ジェンクスが夕方5時から深夜までの一晩で洗い直す全編実写映像(FMV)のミステリー。住民に聞き込みをして発言を集め、食い違う二つの証言を選んで対にし、嘘を突きつけて次の話を引き出す。作曲家 Tim Follin が設計と音楽を手がけた Baggy Cat の一作。
mysteryfmvdeductionThe Bookwalker: Thief of Tales
書く力を封じられた作家が、本の中へ潜り込んで伝説の品を盗み出す。現実は一人称、本の中は見下ろし視点に切り替わり、拾ったがらくたで道具を組み立て、インクを払って物語の一行を書き換える。七冊の世界をめぐる、語り主体のポイント&クリック。The Final Station を手がけた DO MY BEST の一作。
narrative-puzzlepoint-and-clickadventureRiME
嵐のあと、少年が見知らぬ島で目を覚ます。走り、登り、泳ぎ、声で石の仕掛けに呼びかけながら、赤い狐に導かれて塔の頂を目指す。戦闘も HUD も台詞もない、五章構成のパズル・アドベンチャー。Tequila Works が 2017 年に発表した。
puzzleadventureexplorationCHUCHEL
毛玉のような主人公が、相棒であり邪魔者でもある Kekel と一粒のサクランボを奪い合いながら、30の短い面をくぐり抜ける Amanita Design のコメディ・アドベンチャー。動詞はクリックひとつだけで、押すたびに手描きアニメーションのギャグが返ってくる。
puzzlepoint-and-clickcomedyAI: The Somnium Files
近未来の東京を舞台に、隻眼の刑事が義眼に宿る相棒の人工知能とともに連続殺人事件を追う探偵アドベンチャー。一人称で現場を調べる捜査パートと、容疑者の夢へ潜り6分の制限時間を配分しながら「メンタルロック」を解く三人称のサインク・パートが交互に組まれ、フローチャートから分岐を辿って複数の結末に至る。『極限脱出』シリーズの打越鋼太郎が監督・脚本を務めた Spike Chunsoft の一作。
mysteryadventurenarrative-puzzleSyberia: The World Before
弁護士ケイト・ウォーカーが、1930年代の少女ダナと自身の現在という二つの時間軸を往復しながら、自動人形オスカーとともにヴァゲン市の過去を辿る三人称視点のアドベンチャー。機構の組み立てとヒント機能つきの探索で進む、Microids によるシリーズ第4作。
narrative-puzzleadventurepoint-and-clickDeponia
惑星まるごとがゴミ捨て場になった世界で、上空の楽園エリシウムへの脱出だけを夢見る自己中心的な男 Rufus を動かす手描き2Dのポイント&クリックアドベンチャー。拾ったガラクタを組み合わせ、住民を言いくるめ、廃品の山から抜け道をこじ開ける。ドイツの Daedalic Entertainment が手がけた三部作の第一作。
puzzlepoint-and-clickadventureReturn to Monkey Island
1990年代に途切れた海賊コメディの続きを、シリーズ創始者 Ron Gilbert が30年ぶりに引き受けたポイント&クリックアドベンチャー。画面下の動詞メニューを捨てた一体型の操作と、答えを段階的に開く劇中のヒント本を備え、Guybrush Threepwood がふたたび「モンキー島の秘密」を追う。
puzzlepoint-and-clickadventureDay of the Tentacle Remastered
時間機械の事故で過去・現在・未来へ散った三人を切り替え、同じモーテルの三つの時代を行き来しながら、道具を時代間で送り合って世界征服をたくらむ紫の触手を止める——LucasArts の1993年作を Double Fine が描き直したポイント&クリック・アドベンチャー。
puzzleadventurepoint-and-clickSyberia 3
弁護士ケイト・ウォーカーがユーコル族の隊列に同行し、機械仕掛けの装置を組み上げながら北へ向かう三人称視点のアドベンチャー。固定画面の点と点を結んでいた前2作を3Dの歩き回れる空間に置き換えた、Microïds によるシリーズ第3作。
narrative-puzzleadventurepoint-and-clickNauticrawl
敵性惑星から盗んだ正体不明の機械に乗り込み、説明書もチュートリアルもない操作盤をレバーとスイッチの試行錯誤だけで読み解いて脱出を目指す、ターン制の一人称パズル。計器盤そのものが謎になっている、Spare Parts Oasis の一作。
puzzlesimulationadventureTacoma
2088年、無人になった宇宙ステーションに一人で乗り込み、監視システムが残した乗員6人の立体記録を再生・巻き戻ししながら、全員が去るまでの数日を組み立て直す一人称の探索アドベンチャー。Gone Home の Fullbright による一作。
observationnarrativeadventureHyperbolica
平行線が交わらない双曲空間と、遠くのものほど大きく見える球面空間でできた街を一人称で歩き、住人に話しかけ、レースやスキーや雪合戦を通してその世界の身体感覚を身につけていく非ユークリッド探索アドベンチャー。レンダリングパイプラインまで個人で組み上げた CodeParade の一作。
puzzleexplorationfirst-personTOEM
祖母のカメラを手に家を出た子どもが、村や町の住人に頼まれたものを写真に撮って見せ、集めたスタンプで次の地域へ進む白黒手描きの観察パズルアドベンチャー。視点を回して被写体を探す、Something We Made の一作。
puzzleobservationadventureGrim Fandango Remastered
死者の国で旅行代理店員として働く骸骨マニー・カラベラを操り、四年に分けて語られる旅と陰謀をたどる3Dのポイント&クリック・アドベンチャー。フィルム・ノワールとメキシコの死者の日を掛け合わせた世界を、Double Fine が高解像度テクスチャ・動的ライティング・生演奏の再録スコアで作り直した一作。
puzzleadventurepoint-and-clickGhost Trick: Phantom Detective
霊体となった主人公が周囲の物体に憑依し、その物体が持つたった一つの動作を連鎖させて、誰かが死ぬ4分前の世界を組み替えるパズルアドベンチャー。逆転裁判の巧舟がディレクションした2010年のニンテンドーDS作品を、カプコンがHDリマスターとしてSteamに移植した一作。
puzzleadventuremysterySomerville
エイリアンの侵略で壊れた英国の田園を、名もない父親が犬と幼い息子を連れて歩く2.5Dの物語系パズルアドベンチャー。手にした光で異星の物質を溶かし、また固めて道をつくる。台詞を一切持たず、風景と音だけで語る Jumpship の第一作。
puzzleadventureatmosphericBroken Age
生贄に選ばれた村の少女と、過保護なコンピュータに管理された宇宙船の少年。二人の物語を自由に行き来しながら、道具を組み合わせて謎を解く手描きのポイント&クリック・アドベンチャー。Tim Schafer 率いる Double Fine が、クラウドファンディングを元手に二幕構成で作った一作。
puzzleadventurepoint-and-clickPaper Trail
画面を一枚の紙として折り、裏面の地形を表に重ねて道を作る見下ろし型パズル。手描きの世界を旅する少女 Paige を、折り目で繋いだ道の上に歩かせていく Newfangled Games の一作。
puzzleadventurepathfindingThimbleweed Park
1987年の田舎町で起きた殺人を、FBI 捜査官から幽霊、毒舌のピエロまで5人の視点を切り替えながら追うポイント&クリックアドベンチャー。画面下に9つの動詞を並べた SCUMM 流のインターフェースを、Maniac Mansion と Monkey Island の作者たちが現代機向けに組み直した一作。
puzzlepoint-and-clickadventureMoncage
ガラスの立方体の各面にそれぞれ別の世界が映り、視点を回して隣り合う面の輪郭を重ねると、二つの世界が一つの仕掛けとして噛み合う——台詞を持たない錯視パズルアドベンチャー。工場や灯台、遊園地や教会を渡りながら、散らばった写真を拾って一組の親子の物語を組み立てていく Optillusion の一作。
puzzleadventurepoint-and-clickMyst
見知らぬ島に降り立ち、放棄された図書館と四つの Age を行き来しながら、装置と手記だけを手がかりに一族の裏切りの顛末を解く一人称パズルアドベンチャー。1993年の原作を Cyan Worlds 自身が Unreal Engine で作り直し、2D と VR の双方で歩けるようにした版で、パズル配置をランダム化するオプションも備える。
puzzleadventurefirst-personGenesis Noir
腕時計売りの No Man となり、ビッグバン——嫉妬に狂った神が放った銃声——から恋人を救うため、宇宙の歴史のあちこちへ潜り込む白黒手描きのポイント&クリック・アドベンチャー。つまみを回し、物に触れ、何が起きるかを試す「触覚的パズル」で組み上げた Feral Cat Den の一作。
puzzleadventurepoint-and-clickCreaks
薄暗い邸宅を一部屋ずつ降りながら、機械仕掛けの怪物にライトを当てて家具に変え、その家具を足場にして道を切り開く手描きの2Dパズル・プラットフォーマー。台詞も戦闘もインベントリもなく、光という一枚の規則だけで解く、Machinarium の Amanita Design による一作。
puzzlepuzzle-platformeradventureFirmament
Myst と Riven を生んだ Cyan Worlds による一人称のパズルアドベンチャー。腕輪型の道具『Adjunct』をソケットに差し込み、クレーンや発電機を動かしながら、打ち捨てられたスチームパンクの三つの realm を巡っていく。暗号もメモも要らない、瞑想的な一人称世界。
puzzleadventureexplorationTangle Tower
画家一族の館で起きた殺人事件を、探偵とその相棒になって解く一人称の推理アドベンチャー。手描きアニメとフルボイスの容疑者を尋問し、集めた手がかりを照合し、館に隠されたパズルを解いて犯人に迫る。『Detective Grimoire』の系譜を継ぐ SFB Games の2019年作。
puzzlemysteryadventureQuern - Undying Thoughts
孤島に飛ばされ退路を断たれた探索者となり、歯車・結晶・錬金術の装置を組み合わせて約50の扉を開け、島の秘密を解く一人称パズルアドベンチャー。解いた仕掛けが後の仕掛けに再利用され、島全体を一つの機構として考えさせる設計が核。4人組スタジオ Zadbox が『Myst』『Riven』の系譜に挑んだ2016年の一作。
puzzleadventuremysteryThe Shapeshifting Detective
殺人事件を追う探偵が、会って話した相手の姿に変身し、探偵には明かされない秘密を聞き出す実写(FMV)ミステリー。犯人は起動ごとにランダムで変わり、1600本超の実写映像が選択に応じて分岐する。The Infectious Madness of Doctor Dekker を手がけた D'Avekki Studios の一作。
mysteryfmvadventureEther One
「復元者」として認知症患者の記憶に潜り、海辺の町ピンウィールで手紙や日用品を拾い集め、任意のパズルを解いて記憶を復元していく一人称アドベンチャー。持ち物は常に1個だけ。英 White Paper Games の一作。
puzzleadventurefirst-personThe Forgotten City
古代ローマの地下都市に迷い込み、「一人が罪を犯せば全員が死ぬ」という黄金律に縛られた一日を、時間ループを使って何度もやり直す一人称の謎解きアドベンチャー。住人への聞き込みと道徳的な選択だけで、街の崩壊の原因を暴いていく。Modern Storyteller の一作。
mysteryadventureinvestigationRiven
1997年の名作を Cyan Worlds 自身が3Dで作り直した一人称パズルアドベンチャー。ヒント表示もハイライトもない島を歩き、水音や装置、D'ni 数字の体系を手がかりに、崩壊寸前の世界の秘密を解いていく。
puzzleadventureArranger
一歩動くと、同じ行・列に乗ったものすべてが一緒に動き、盤面の端は反対側へループする——剣もカギも持たず、床の物を動かして道を開くグリッド・パズル・アドベンチャー。移動・戦闘・探索を一つの動詞に束ねた、Furniture & Mattress のデビュー作。
puzzlegrid-basednarrative-puzzleThe Sexy Brutale
仮面舞踏会の招待客が、館の使用人たちに一人ずつ殺されていく12時間を、時計が真夜中を指すたびに繰り返す。血染めの仮面をかぶった傍観者として物陰から会話を盗み聞き、時計を進めたり戻したりして各殺人の段取りを読み解き、犠牲者が死ぬ前に手を打つ。Cavalier Game Studios と Tequila Works によるアイソメトリックのミステリーパズル。
puzzlemysteryadventureThe Gardens Between
時間を前後に巻き戻す二本の矢印と一つの決定ボタンだけで、少女アリーナと少年フレンドが記憶の島々をのぼっていく時間操作パズル。動かすのはキャラクターではなく時間そのもので、無言のまま子供時代の情景をほどいていく。The Voxel Agents の一作。
puzzleadventuretime-manipulationParadise Killer
エイリアンの神を崇める人工の島『パラダイス』で評議会が皆殺しにされ、流刑帰りの捜査官ラブ・ダイズが証拠を集めて『誰が犯人か』を自分で決め、裁判で立証する一人称オープンワールド探偵アドベンチャー。ヴェイパーウェイヴの島を歩き、唯一の正解が用意されていない事件に、自分だけの真実で決着をつける。
mysterydetectiveadventureCall of the Sea
1930年代の南太平洋、失踪した夫の探検隊を追って未知の島に上陸し、残された日記や碑文を観察しながら装置を回して謎を解く一人称アドベンチャーパズル。Myst の系譜に連なる、Out of the Blue によるラヴクラフト風の探索作品。
puzzleadventurefirst-personCarto
手に入れた地図の断片を並べ替え、森や海の辺を噛み合わせると地形が地続きになり、道や人が現れる——地図を編集して進む手描きの探索パズル。少ない動詞と温かな物語で、慌てず世界を歩く Sunhead Games の一作。
puzzleadventureQ.U.B.E. 2
白い壁に手袋で色付きのキューブを生やし、足場(赤)・バネ(青)・運べる箱(緑)の3色を組み替えて、砂に埋もれた古代の構造体を進む一人称パズル。前作 Q.U.B.E. の続編で、Toxic Games が手がけた一作。
puzzlefirst-personadventureObduction
湖畔で夜空から落ちてきた人工物に触れ、地球の断片が時代も場所もばらばらに継ぎ接ぎされた異星の風景へ飛ばされる。歩いて観察し、世界と世界を繋ぐ機械仕掛けを解いて家への帰り道を探す一人称アドベンチャー。『Myst』を作った Cyan が2016年に放った、観察を唯一の動詞に据える系譜の一作。
puzzleadventurefirst-person


































































